【株式会社ACESさま】フリーランス活用で、AI開発のスピードと専門性を確保する|採用が間に合わない局面の乗り越え方

2026.07.16

左から、弊社担当 中田、役員 小林さま

株式会社ACESさまは、最先端のDeep Learning技術を社会実装し、企業のビジネスプロセスをデジタル化・最適化するAI企業です。商談を可視化・資産化する営業支援AIツール「ACES Meet」を提供するSaaS事業と、各業界のトップ企業と共同でAI事業を開発する伴走型のDXパートナー事業を展開しています。

事業の成長に伴い、AI案件が増加するなかで同社が直面したのは、必要なタイミングで専門性の高い開発力をいかに確保するか、という課題でした。正社員採用を進めながらも、機動的に体制を補強する手段として選んだのが、フリーランス活用です。

本記事では、役員の小林さまに、フリーランス活用を選んだ背景や判断の軸、実際に参画した人材によって開発体制がどう変化していったのかについてお話を伺いました。

フリーランス活用を選択した背景について

貴社のビジネスモデルと開発体制について教えてください

小林さま:当社は大きく分けて、SaaS事業と、お客様と二人三脚でプロジェクトを推進していくDXパートナー事業の2つを展開しています。今回フリーランスの方にご参画いただいているのは後者のDXパートナー事業になります。

このDXパートナー事業では、お客様の課題に対してAIをどう活用すべきかをご提案し、コンサルティングのフェーズからPOC、MVP開発、そして実際に使っていただくところまで、一気通貫で支援しています。

組織体制としては、正社員約70名を中心に、業務委託やインターンの方を含めると、全体で140〜150名規模の組織となっています。業務委託は約50名、インターンは20〜30名ほどで、時期によって変動しますが、現在は業務委託がやや多い状況です。

どのような場面で、フリーランス活用を検討されたのでしょうか?

小林さま:リソースとケイパビリティ、大きく2つの観点があります。

1つはリソースの観点です。売上成長やプロジェクトの増加に対して正社員の採用が間に合わない場面では、業務委託を活用しています。プロジェクトの売上には月ごとの波があるため、固定費にしすぎず柔軟に調整できる手段としても有効です。

もう1つはケイパビリティの観点です。社内に不足している領域のスキルや、特定のドメインに強みを持つ人材が必要になった場面で、外部の方にお願いして補っています。

正社員採用ではなく、フリーランス活用を選んだ理由は何ですか?

小林さま:一番の理由は、必要なタイミングに間に合うスピード感です。

正社員採用にも力を入れていますが、どうしてもタイムライン的に合わないことがあります。プロジェクトが来月・再来月に始まるというときに、今から正社員で探して間に合わせるのは現実的に難しい。

その点、業務委託であれば、必要なタイミングに合わせて体制を整えやすい。正社員でアサインが難しい場合には、まず外部の方にお願いする流れが社内に根付いています。

Hajimariにどのような人材をオファーしたのですか?

小林さま:AI開発に深い知見を持ち、プロジェクトを技術面から推進できる方をオファーしました。そこでご推薦いただいたのが、T.Hさんです。

株式会社ACESさまへ参画したフリーランス

T.Hさん
人工知能に関する最新の海外論文からの実装を最も得意とするAIエンジニア

学術振興会特別研究員として宇宙観測データの解析からキャリアをスタートし、その後自身の会社を設立。直近では画像識別・画像生成の設計・開発に携わる。既存技術の当てはめにとどまらず、課題に合わせて手法そのものを進化させ、実装と成果につなげられる点が大きな強み。不動産営業の経験もあり、明朗で誠実な人柄から、顧客・チーム双方と打ち解けながらプロジェクトを前に進められる。

フリーランス活用の成果について

T.Hさんには、どのようなミッションと役割で参画いただいたのですか?

小林さま:当初は、切り出した個別の開発タスクを担うエンジニアとしてご参画いただいていました。

そこからT.Hさんの成果や仕事への姿勢が高く評価され、社内での信頼も徐々に高まっていき、役割は大きく変化してきました。個別タスクを担う立場から状況をリードしていただく立場になり、今では開発を技術面からリードいただくエンジニアリングの責任者として参画いただいています。

T.Hさんの仕事の進め方で、印象に残っていることはありますか?

小林さま:研究をされていたバックグラウンドもあり、新しい領域を切り拓くことに非常に強みがあります。これは参画初期のことですが、ある新しい解決テーマをお願いしていたなかで、私たちの期待を大きく超えるアウトプットを出してくださいました。

既存のものを適用するだけでなく、課題に沿って「もっとこういうやり方のほうがいいのではないか」と自分で見つけ、実際に実装まで落とし込み、それがしっかり成果として返ってくる。それを目の当たりにして、「この人はもう作業者ではないな」という印象を強く持ちました。

T.Hさんの働き方やコミュニケーションについてはいかがですか?

小林さま:T.Hさんは現在関西にお住まいということもあり、リモートが中心の働き方です。

お客様ともチームメンバーとも積極的に打ち解けようとしてくださり、コミュニケーションを非常に大切にしてくださっているのはありがたいですね。リモート中心でも、自発的に提案し、プロジェクトを前に進めてくださっています。

当社では、単にコードを書くことだけでなく、お客様に近い場所で課題解決を行うことが、エンジニアの価値を高める重要な要素だと考えています。T.Hさんはまさに、その動き方を体現してくださっている方だと感じています。

T.Hさんの参画によって、どのような成果が生まれましたか?

小林さま:参画当初でいうと、当時課題となっていた技術的なテーマに対して、T.Hさんならではのアプローチを取り入れることで、お客様の期待水準を超える成果につながりました。

今お願いしている責任者という立場でも、お客様とコミュニケーションを重ねながら、課題を解決できるものをこちらから提案し、技術面を担っていただいています。そのプロジェクトがお客様から信頼を獲得できているのは、T.Hさんのおかげだと感じています。

フリーランス活用という手段について

フリーランス活用を成功させるうえで、大切なことは何ですか?

小林さま:正直に申し上げると、うまくいくところもあれば、いかないところもあります。参画後にギャップが見えた場合は、それが交代やプロジェクトの遅延といった形でお客様に影響しないようにするために正社員側に負荷が寄ってしまう、という実態もあります。そのギャップを補うために正社員側に負荷が寄ってしまう、という実態もあります。

だからこそ一番大事なのは、入っていただくタイミングで、そうしたことが起こらない方をきちんと選ぶことです。採用選考のプロセスや、エージェントとの関係の築き方が、本当にポイントになります。自社のことをきちんと理解し、本当に合う人材を紹介いただけるエージェントを持つことが、業務委託を活用するうえで最も大切だと考えています。

ITプロパートナーズを活用してみて、率直なご感想をお聞かせください

小林さま:十分満足しています。特に密にコミュニケーションを取らせていただくようになってからは、限られた時間のなかで人を見つけていく場面で、大きな力になっていただいています。

当社がどういう人材を求めているのか、どういう方が必要なのかを精緻に理解していただき、それに合った方を事前のスクリーニングを徹底したうえでご紹介いただける。だからこそ安心してお任せできます。ご紹介いただく方がパフォーマンスよく動いてくださる割合が非常に高いのも、カルチャー面まで含めてACESにマッチする方を選んでいただけているからだと感じています。

スキル面はもちろん、働き方や業務への姿勢といった部分でもミスマッチが少ないのは、大きな価値ですね。今後は、エンジニアに加えてPMやビジネス側の人材へのマッチングにも広がっていくと、さらにありがたいと思っています。

これからフリーランス活用を考えている企業へ、メッセージをお願いします

小林さま:フリーランス活用は、組織のリソースやケイパビリティを大きくしていくうえで、間違いなく有力な手段です。一方で、失敗のパターンやリスクが存在するのも事実です。

だからこそ、そのリスクを一緒に乗り越えられるエージェントを見つけ、プロフェッショナルとして一緒に取り組んでいくことが大切だと思います。採用はあくまで手段であり、人がボトルネックになって事業推進のスピードを止めないことが一番大事です。

スピーディーに体制を整えられるという強みを活かせれば、フリーランス活用は事業を前に進める確かな一手になるはずです。

フリーランス活用は、事業推進のスピードを止めないための一手

株式会社ACESさまにとってフリーランス活用は、単なる人員補填ではなく、事業成長のスピードを維持するための戦略的な選択でした。正社員採用が間に合わない局面でも、必要な専門性を機動的に取り入れ、AI案件の推進を止めない体制が整っています。

実際にT.Hさんは、個別タスクを担うエンジニアから、AI領域を任されるエンジニアリングの責任者へと役割を広げました。その背景には、ミスマッチのリスクを直視し、スキルとカルチャーの両面で合う人材を見極めて紹介するITプロパートナーズのサポートがあります。

必要なタイミングで、必要な強みを持つ人材を迎え入れる。フリーランス活用は、変化の速いAI領域で成長を続けるための、有力な選択肢といえるでしょう。

今回の事例のソリューションサービス

「ITプロパートナーズ」は、採用業務に工数をかけられないスタートアップ・ベンチャー企業ならではの課題を解決に導く人材マッチングサービスです。従来の雇用形態にとらわれない新しいスタイルでプロフェッショナル人材の活用をご提案いたします。即戦力となるITフリーランスを最短60分でご紹介することが可能なため、迅速に人材を確保したい企業さまにも最適です。

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