【株式会社オーリーズさま】フリーランス活用でBtoBマーケティング課題を解決!新たな可能性を切り拓く

2024.06.25

マネージャー 肥田 悟志さま

株式会社オーリーズさまは、広告主のビジネス目標達成を支援する「アジャイルマーケティング・エージェンシー」です。Web広告運用やコンテンツマーケティング、インサイドセールス、CRM/MA活用など、多岐にわたるマーケティング施策を組み合わせ、クライアントの課題を解決しています。

同社でBtoBマーケティングのマネージャーとして活躍されている肥田悟志さまは、組織の成長とメンバーの育成に注力する中、フリーランス活用という手段を選択されました。その結果、コンテンツマーケティングの強化やウェビナー開催など、様々な場面で成果を上げています。

今回は、肥田さまがなぜフリーランスを起用するに至ったのか、その背景や成果について詳しくお話を伺いました。

フリーランス活用を選択した背景について

貴社のビジネスモデルを教えてください

肥田さま:オーリーズは広告主のビジネス目標を達成するために、伴走型のマーケティング支援を行う会社です。

Web広告の運用やSEO対策、コンテンツマーケティング、SNS運用など、幅広いマーケティング施策を組み合わせて、クライアントの課題解決と目標達成を支援します。

単に広告を運用するだけでなく、クライアントのビジネス課題を深く理解し、最適なマーケティング戦略を提案・実行するのが私たちのスタンスです。

どのような課題があったのでしょうか?

肥田さま:事業拡大や新規案件の獲得を目指しBtoBマーケティング施策を強化する中で、現場で即戦力となる人材が必要でした。

また、マーケティングやクリエイティブの分野を強化し、新しい領域にもチャレンジしたいと考えていたのですが、社内リソースだけでは限界がありました。

そこで専門的な知識やノウハウをもつ外部人材の活用を検討することになりました。

なぜフリーランス活用という手段を選択したのですか?

肥田さま:まず、プロジェクトの規模や状況に合わせて必要なスキルを持つ人材を必要な期間だけ確保できるという点に魅力を感じたからです。

新しい領域にチャレンジする際も、少人数でスタートすることで会社全体への影響及びリスクを最小限に抑えられます。

さらに、固定費ではなく変動費として人件費を管理できるため、リソースの最適化とコストの削減を同時に実現できるということもフリーランス活用を決めた理由の一つです。

Hajimariへどのような人材をオファーしたのでしょうか?

肥田さま:自社のBtoBマーケティングを強化するため、2つのポジションで人材を探していました。

まず、オフラインイベントの企画・運営を強化するため、展示会やカンファレンスなどに精通し、BtoB領域での広告運用から記事執筆、ディレクションまで幅広く対応できる人材。

次に、当時少人数でオウンドメディアを運営していたため、メディア運用経験がありコンテンツの質と量を向上させられる人材です。

これらの要望をHajimariさんにお伝えしたところ、すぐにニーズに合ったT.FさんとT.Oさんを紹介していただきました。

株式会社オーリーズへ参画したフリーランス

T.Fさん48歳
スタートアップ企業での経験と起業経験を持ち、現在はフリーランスとしてBtoBマーケティングやコンテンツSEOに従事。

BtoBマーケティングとコンテンツSEOの領域で高い実績を持つマーケター。医療/ヘルスケア領域のベンチャー企業を創立し、事業開発と営業を担当。その後、経営学修士(MBA)を取得し、音楽アプリの開発プロジェクトマネージャーとしても活躍。現在はフリーランスとして、BtoB向け研修サービスのコンテンツSEO企画・ライティングディレクションを行いつつ、ハードウェアプロダクトを持つスタートアップ企業でWeb集客や展示会の企画・運営も手掛けている。

T.Oさん41歳
BtoCのインハウスマーケターとして活躍。現在はフリーランスとしてCRM施策の立案やECサイトの運用型広告の戦略立案に従事。

デジタル領域において戦略策定から運用まで幅広い経験を持つマーケター。BtoCのインハウスマーケターとしての経験が豊富で、目標から逆算したプロモーションの全体設計を得意とする。現在はフリーランスとして複数プロジェクトに携わり、CRM施策の立案やECサイトの運用型広告の戦略立案〜運用を行っている。SNS広告の運用においては、直近で億単位の予算での運用経験も。

フリーランス活用の成果について

T.Fさん、T.Oさんにはどのようなポジションで入ってもらいましたか?

肥田さま:T.Fさんには、当社主催のカンファレンスなど、BtoB向けオフラインイベントに関するコンテンツ制作をお願いしています。

リソースを最大限に活用するため、BtoB向けコンテンツ、特にSalesforceなどのCRMツールに関する記事コンテンツのディレクションも担当してもらっています。

T.Oさんにはオウンドメディアの編集者として参画いただき、記事のファクトチェックを担当してもらいました。また、記事の内容に対してより効果的な施策や改善点を提案する役割もお願いしています。

参画されたお二人はどんな方々でしたか?

肥田さま:T.Fさんは、卓越したコミュニケーション能力を活かし、ディレクション業務の中心的な役割を果たしてくれました。常に関係者との円滑な連携を意識されている方です。

T.Oさんは、非常に細やかで丁寧な仕事ぶりで私たちの期待を超える成果を上げてくれました。

どのように課題解決を進めてもらったのでしょうか?

肥田さま:T.Fさんはライターさんとのコミュニケーションを円滑にし、プロジェクト全体の進行をスムーズにすることで、私たちのマーケティング施策の効率化に大きく貢献してくれています。

T.Oさんは、徹底したファクトチェックと品質管理によってメディアの信頼性を高め、より高品質なコンテンツを提供するための強固な基盤を築いてくれました。

それぞれが自身の強みを最大限に活かし、課題解決に取り組んでくれたと思います。

フリーランスの方が参画した成果はどうでしたか?

肥田さま:T.Fさんには、Salesforceなどの特定分野に特化したコンテンツ制作フローを確立していただいたことで、新しい領域やテーマのコンテンツを継続的に制作できる体制が整いました。

マーケティングチームが主体となり、記事やイベントを通じて売上を伸ばしていきたいと考えている当社にとって、この分野のコンテンツ強化は今後の事業成長に不可欠です。

T.Oさんには、記事の品質向上に大きく貢献していただきました。以前は品質担保のための体制が整っていなかったので、書き手の能力に依存していたところもありましたが、T.Oさんに参画していただいたことで、質が高く読み応えのある記事を公開できるようになりました。

オウンドメディアのPV数が1年間で約8倍に増加したのですが、T.Oさんの貢献は、この成果に繋がった重要な要素の一つだと思います。

フリーランス活用という手段について

プロパートナーズを活用してみていかがでしたか?

肥田さま:プロパートナーズさんのおかげで、当社のマーケティング施策において柔軟性と選択肢が広がりました。

専門性の高いプロフェッショナルな方々に迅速にご協力いただけたことは、非常に助かりました。

プロジェクトをスムーズに進めることができましたし、もし正社員採用しか選択肢がなかったら、組織として新しいことにフットワーク軽く取り組むことは難しかったと思います。

フリーランス活用について、社内の反応はいかがでしたか?

肥田さま:特に社内からの反対などはなく、むしろ「まずはフリーランスの方々に力を借りて、事業の計画性や効果を検証してから、正社員採用を検討した方が良いのではないか」という前向きな意見があったほどです。

プロジェクトの状況に合わせて契約期間や業務内容を調整できる柔軟性や、ミスマッチによるパフォーマンス低下のリスクを減らせる点も、フリーランス活用の大きな魅力です。双方にとってWin-Winな関係を築けるのは素晴らしいことだと思います。

プロパートナーズのようなサービスは、企業がより柔軟かつ効果的に人材を活用していく上で、非常に重要な役割を果たしていくのではないでしょうか。

フリーランス人材をどのように見極めていますか?

肥田さま:アサイン後のミスマッチを防ぐために、面談時には当社の理念や価値観を共有し、共感いただけるかどうかを確認しています。

当社ではユーザーとのつながりを最も重視しており、イベント運営やコンテンツ制作は、そのつながりを深めるために非常に重要な要素です。

例えば、現在はChatGPTなどのAIによってコンテンツが量産される時代ですが、当社はトレンドや市場の変化に左右されず、真に価値のあるソリューションを提供することを重視しています。

このような当社の理念に共感し、共に成長していける方かどうかを見極めるようにしています。

フリーランス活用のコツはありますか?

肥田さま:フリーランスの方々はそれぞれ個性や得意分野が異なるため、画一的なアプローチではなく、一人ひとりに合わせた柔軟な対応が重要だと思います。

具体的には、当社では相手の得意分野や興味を尊重し、良好な関係を築くことを意識しています。定期的なミーティングでの進捗確認や課題共有に加え、必要に応じて気軽に連絡を取り合えるような関係性を構築することで、より良い成果に繋がると考えています。

コミュニケーションは主にオンラインですが、状況に応じてオフラインでの交流も積極的に行っています。

今後新たにフリーランスを活用してみたい領域はありますか?

肥田さま:今後はコマースやHRマーケティングにも注力していきたいと考えています。そのため、BtoBサービス領域の知見がある方や、コンテンツの制作スピード向上を支援してくれるフリーランスの方々に期待しています。

また、カンファレンスの開催も増やしていく予定ですので、フリーランスの皆様の活躍の場はさらに広がるでしょう。

それぞれの専門性や経験を活かして、ぜひ当社の事業成長に貢献していただきたいと考えています。

株式会社オーリーズにとってフリーランス活用という手段とは?

肥田さま:私たちオーリーズにとってフリーランス活用は、選択肢を広げ、可能性を大きく広げるための非常に重要な手段です。

ここ数年でリモートワークが普及したことで、場所や時間に縛られずに優秀な人材と連携できるようになりました。

特にマーケティング分野では、場所を選ばずに働ける優秀なマーケターが増えていると感じており、これは私たちのような企業にとって、大きなメリットだと思います。

多様な才能を持つフリーランスの方々と連携することで、これまでにないイノベーションを生み出していきたいと考えています。

フリーランス活用で新たな可能性を切り拓き、事業成長を加速させる

オーリーズさまは、マーケティング人材の不足やプロジェクトにおける柔軟性・スピード感の向上といった課題に対し、フリーランス人材の積極的な活用で解決を図っています。

フリーランス人材の活用は、専門性の高い人材の確保やコストの最適化といったメリットをもたらすため、今後も多くの企業で導入が進むと考えられます。

変化の激しいビジネス環境において、オーリーズさまのようにフリーランスを活用することは、企業の成長を加速させ、新たな可能性を切り拓くための有効な手段と言えるでしょう。

今回の事例のソリューションサービス

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