左から、マーケティング部 大村さま、弊社担当 田端
ミーク株式会社さまは、2019年にソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社から独立して設立されたITベンチャー企業です。
NTTドコモやソフトバンク、KDDIといった通信キャリアから通信回線の一部を借り受け、IoTサービス事業者向けに通信プラットフォームを提供するIoT/DXプラットフォーム事業とMVNE事業を展開しています。
今回、マーケティング部の大村亮介さまに、なぜフリーランスという選択に至ったのか、その背景や成果についてお話を伺いました。
大村さま:当社は、通信キャリアから回線を調達し、通信システムや業務の仕組みを提供するMVNE事業と、その技術やノウハウをIoT向けに特化させて通信サービス等を提供するIoT/DXプラットフォーム事業を2つの柱として展開しています。
特に、NTTドコモ、ソフトバンク、KDDIの3キャリアから回線を提供できることが当社の強みです。ユーザーは最適な通信プランを選択でき、高品質な通信環境を全国でご利用いただけます。また、料金も競争力があり、コストパフォーマンスに優れています。
現在は、IoT/DXプラットフォーム事業を今後の成長の柱と位置づけ、IoT導入に必要な通信回線やシステムをワンストップで提供することに注力しています。従業員数は70名を超えており、リモートワークを活用して全国各地で活躍しています。
【ミーク株式会社さまの運営サービス一覧】
大村さま:マーケティング部を立ち上げたばかりの頃は、私を含めてメンバーが非常に少ない状況でした。
BtoBマーケティングで実現したいことは山ほどあるのに、人手も時間も圧倒的に不足していたのです。
正社員を採用しようにも、理想の人材がすぐに見つかるわけではなく、採用プロセスには2〜3ヵ月を要します。
立ち上げ期はスピード感が重要ですので、早い時間で最大の成果を出すためには、即戦力となるフリーランスの力を借りることが最善策だと考えました。
大村さま:私自身はフリーランス活用の経験があり抵抗はありませんでしたが、会社としては初めての試みでした。
Hajimariさんを使うのは初めてでしたので、「どのような方が紹介されるのか」「本当に期待通りの活躍をしてくれるのか」といった未知数な部分が多く、不安と期待が入り混じった状況でしたね。
大村さま:Web広告に関する豊富な知識と経験を持ち、広告代理店との連携を円滑に進められる方をオファーしました。
さらに、プロジェクトを代理店と協力して推進するだけでなく、社内のデザイナーともスムーズに連携できる高いコミュニケーション能力も重視しました。
Hajimariさんを通じてご紹介いただいたK.Mさんは、BtoBマーケティングの戦略立案から実務まで幅広く対応できる方で、まさに当社が求めていた理想の人材でした。
BtoBマーケティングコンサル企業でマーケターとしてキャリアをスタートし、その後、エムスリーキャリア社で医師向け転職サイトの広告運用や歯科医向け転職サイトの立ち上げに携わる。WACUL社では、自社製品のBtoBマーケティングや、クライアント向けのSEOコンサルティングを手がけ、主にBtoB業界のクライアントに対して内部施策や記事制作のディレクションを担当。現在は独立し、Web広告運用やSEOコンサルティングを提供している。
大村さま:K.Mさんにはマーケティング全般を担当いただいていますが、参画当初はCPA(顧客獲得単価)の高止まりが課題となっていたため、CPA改善に重点的に取り組んでいただきました。
CPA改善は短期間で成果が出るものではないと考えていましたので、K.Mさんには長期的な視点でこの課題に取り組むようお願いしました。
週5日、月120時間の時短勤務でしたが、コミュニケーションは密に取ることができました。いつでも相談できる存在として、精神的な支えにもなってもらいました。
大村さま:まず、コミュニケーション能力が非常に高い方です。コミュニケーションはSlackなどのテキストが中心でしたが、レスポンスが非常に速く、ストレスを感じることなく仕事ができました。
また、常に当事者意識を持って業務に取り組み、気付いた点があれば積極的にアドバイスもいただけました。
当社のカルチャーにもすぐに馴染んでいただけたので、スムーズに業務をスタートできた点も、立ち上げ初期の私たちにとって非常にありがたかったですね。
大村さま:CPA改善を実施いただいたことにより、当初のCPA金額から半分に効率をアップいただきました。これは非常に大きな成果です。
また、代理店とのやり取りもお願いしており、2社あった代理店を1社に統合することで、さらなるコスト削減と業務効率化を実現できました。
当初のミッションであったCPA改善については、K.Mさんの豊富な経験を活かして代理店と交渉し、より有利な条件を引き出せたことが大きかったと思います。その後の振り返りもK.Mさん主導で行い、改善点を明確化できました。
大村さま:スピード感と質の高さに驚きました。特に、当社の案件に対して迅速に人材をアサインしていただき、その後の対応の速さは他社とは比べ物になりませんね。
他社ではレジュメだけ送ってきて「確認しておいてください」といった対応でしたが、Hajimariさんは違います。
相談後すぐに候補者のレジュメを共有してくださるだけでなく、「候補者のこの経験・スキルが希望の条件と合致しています」といった形で、当社のニーズに合った候補者を厳選して紹介してくれました。
私たちの求める人物像を深く理解し、選考プロセスを効率化してくれたと感じています。この手厚いサポート体制は、他社と比較してもHajimariさんの大きな強みだと感じています。
大村さま:当社の場合、フリーランスを採用する際はまず実行力があるかどうかを重視しました。K.Mさんについては、過去の業務経験を詳しく確認し、面談では「自分である程度仮説を立てて実行し、数字を振り返ることができるか」を確認しました。
また、コミュニケーションは密に取れる環境を用意しておくことも大切です。当社では、K.Mさんに参画いただいてから、毎日30分ほどの1on1時間を設けて、スムーズなオンボーディングを心がけました。
さらに、課題が明確になっていることも重要です。フリーランスは、課題が明確な状況であれば、その専門性を活かしてスピーディーに解決へと導いてくれます。
逆に、マーケティング戦略などが曖昧な場合は、コミットメントの調整などが難しく、私の過去の経験からするとフリーランスは活躍しにくいと感じています。
大村さま:当社にとって、フリーランスの活用は、課題に対して迅速かつ柔軟に対応できる非常に重要な手段です。
特に、事業を拡大する中で、認知度の向上や新たな顧客の獲得が急務となっています。マーケティングにおいては、まだまだ改善の余地があるため、積極的にアクションしていきたいと考えています。
フリーランスを活用することで、こうした課題に素早く対応できると確信しています。今後も、Hajimariさんのような優秀なエージェントと密に連携し、プロジェクトを成功に導いていきたいと思います。
ミーク株式会社さまは、急成長するIoT/DXプラットフォーム事業で、認知度向上と新規顧客獲得においてフリーランスを活用しています。
K.Mさんの参画により、広告運用の最適化とコスト削減が進み、CPAの大幅な改善を達成しました。K.Mさんの豊富な経験と優れたコミュニケーション能力は、広告代理店との連携を強化し、マーケティング戦略を効率的に推進する原動力となっています。
フリーランスとの協働により、ミーク株式会社さまは限られたリソースを最大限に活用し、マーケティング力をさらに強化しています。今後もフリーランスの力を戦略的に活用することで、さらなる競争力向上を目指していくことでしょう。