【株式会社ハイパーデジタルツインさま】リソース不足を突破し、数万人規模の展示デモを成功させたフリーランス活用術

2026.02.18

左から、COO 長谷川さま、弊社担当 寺尾

株式会社ハイパーデジタルツインさまは、デジタルツイン技術を軸に、現実世界の情報をデジタル空間で再現・分析し、企業の意思決定や業務変革を支援する芝浦工業大学発の認定ベンチャーです。

事業が急成長を遂げ、大型案件の受注も見込まれるなか、同社では開発体制のさらなる強化が急務となっていました。特に、学生エンジニアを中心としたチームを牽引できるマネジメント人材の不足が大きな課題となっており、その解決策としてフリーランスの活用を決定されました。

今回は、COOの長谷川さまに、フリーランス活用を決めたきっかけや、参画後の具体的な成果について詳しくお話を伺いました。

フリーランス活用を選択した背景について

貴社のビジネスモデルを教えてください

長谷川さま:当社は、芝浦工業大学発の認定ベンチャーとして、デジタルツイン技術を軸にソリューションを提供しています。デジタルツインとは、設備や空間、業務プロセスなど現実世界の情報をデジタル空間上に再現し、可視化やシミュレーションを行う考え方です。

私たちが重視しているのは、単なる再現や可視化にとどめない点です。デジタル上で状況を再現・分析し、現場にロボットなどのアクチュエーターを用いて即介入して業務変革につなげるまで実施する点を大切にしています。ロボットによる業務効率化や空間データを分析した意思決定の高度化、新たな価値創出するソリューションを提供しています。

「ハイパーデジタルツイン」という社名には、デジタルツインを単なる可視化にとどめず、リアルタイムかつ高度に活用していくというスタンスが込められています。

プロジェクトは企業ごとの課題に応じた個別型が中心で、PoCから本導入まで伴走しながら、コンサルティングとシステム開発を一体で提供しています。

どのような課題があったのですか?

長谷川さま:事業の成長に伴い、翌年には大型案件の受注も見込まれていたため、開発体制の強化が課題になっていました。特にエンジニアのリソース不足が大きく、加えてエンジニアを適切にマネジメントできる人材が不足している状況でした。

当社のエンジニアは芝浦工業大学の学生も多く、これまでは正社員と副業メンバーによる少人数体制で対応してきました。ただ、副業メンバーの少数体制ではエンジニアの育成やマネジメントまで十分に手が回らない場面も増えていたのです。

そのため、マネジメント経験があり、ビジネスタイムに安定して稼働できる人材を迎える必要性を強く感じていました。

なぜプロパートナーズを選択したのですか?

長谷川さま:知人からITプロパートナーズを紹介してもらったことがきっかけです。

単なる人材紹介ではなく、「どのようなミッションを実現したいのか」「そのためにどのような課題があるのか」といった背景から丁寧にヒアリングしてもらえたことで、フリーランスでも十分にマネジメントや開発体制を担ってもらえるイメージが持てました。

Hajimariへどのような人材をオファーしたのですか?

長谷川さま:一言で言うと、「マネジメントができ、かつ技術力の高い人材」です。
エンジニアとしてのスキルはもちろんですが、学生エンジニアを含むチーム全体を見渡しながら、プロジェクトを推進・マネジメントできることを重視していました。

株式会社ハイパーデジタルツインさまへ参画したフリーランス

M.Tさん30代
スタートアップや大手製造業等にて、エッジAI・画像処理技術を活用したシステム開発の全工程やテックリードを歴任

IoT・AI領域のスタートアップから大手SIer、製造業まで幅広い現場を経験し、要件定義から運用保守まで全工程を担う。小売業向けアプリケーション開発ではテックリードとしてプロジェクトを牽引したほか、AIモデルの選定やデータセット構築を担当。大手企業案件では、建設機械向けの障害物警告システムや、産業設備向け欠陥検出プログラムの高速化など、実業務に直結する技術開発に貢献。

T.Yさん
経歴非公開

M.Nさん20代
研究開発部門や事業会社にて、リードエンジニアとして3次元空間認識や機械学習システムの構築に従事

2017年よりエンジニアとしてのキャリアをスタートし、研究開発領域を中心に複数のプロジェクトに参画。Python(PyTorch)を用いた3次元空間認識システムの研究開発では、計画立案からLiDARデータ処理の実装まで幅広く担当。その後、ニュース記事自動生成やスポーツ支援システムなど多岐にわたるプロジェクトに従事。直近は事業会社のリードエンジニアとして、既存技術の再実装やモデル設計、全体処理設計を主導している。

フリーランス活用の成果について

M.Tさん、M.Nさんにはどのようなポジションで入ってもらいましたか?

長谷川さま:M.Tさんには、受注案件の開発と運用の中核を担ってもらっています。ベンチャーは開発には強い一方で、運用まで手が回らないケースも多いのですが、M.Tさんはどこをモニタリングすべきか、どうすれば安定して回るかといった点を、こちらから依頼する前に提案してくれます。

その姿勢も含めて非常に頼りにしており、今ではチームにとって欠かせない存在です。

M.Nさんには、尖ったものを一緒につくることを目的に、開発をリードするポジションで入ってもらいました。

M.Tさん、M.Nさんはどんな方でしたか?

長谷川さま:M.Tさんは、マインドセットとして、非常にプロアクティブな方だという印象があります。

期待していた以上に積極的に提案してくれ、そのおかげで、私たち自身が気づけていなかった課題や改善点が見えるようになりました。結果として、より良い改善につながっていると感じています。

M.Nさんは、データを活用した価値の高い開発や、アーキテクチャレベルでの改善について、深い知見を持っている方です。構造面から開発をより良くしていく視点を持っている点が印象的でした。

M.Tさん、M.Nさんが参画した成果はどうでしたか?

長谷川さま:売上も伸びてきており、スタートアップは稼げないと言われがちな領域からは外れるところまで来ています。

また、先日は数万人規模の来場者が集まるブースでデモンストレーションを行い、一度も止まることなく、ミスやトラブルもなく終えるという難易度の高い取り組みをやり遂げることができました。

各メンバーの自信にもつなげることができ、フリーランスの方々が参画した成果が大きかったと感じています。

フリーランス活用という手段について

プロパートナーズを活用してみていかがでしたか?

長谷川さま:人手が足りないと感じたタイミングで、「こういう人がほしい」と要件を簡単にお伝えするだけでも、背景を汲み取ったうえで対応していただけるので、とても助かっています。

レスポンスも非常に早く、条件に合う人材を複数提案してもらえるため、日々の事業運営を支えてもらっていると感じています。

株式会社ハイパーデジタルツインさまにとってフリーランス活用という手段とは?

長谷川さま:フリーランス活用は、人手不足を補うための手段であると同時に、事業として目指しているゴールを共有し、ともに推進していくための選択肢だと考えています。

そのうえで意識しているのは、あらかじめこちらで可能性の上限を決めてしまわないことです。「どこまで実現したいのか」を率直に共有することで、対応可能な範囲や進め方について、より具体的なすり合わせがしやすくなります。

結果として、ゴール認識のズレが少なくなり、同じ方向を向いてプロジェクトを進められていると感じています。

フリーランス活用により、開発体制の強化と事業成長を同時実現

株式会社ハイパーデジタルツインさまにおけるフリーランス活用の成果は、単なるリソース確保にとどまらず、自律的にプロジェクトを推進できる高度な専門性を組織に取り入れられた点にあります。

当初の課題であったエンジニアのマネジメント不足に対しては、経験豊富なリードエンジニアが参画したことで、学生エンジニアを含むチーム全体の安定性が大きく向上しました。加えて、運用面を見据えたプロアクティブな提案や、アーキテクチャレベルでの構造改善といった外部知見が加わったことも、事業フェーズを一段階引き上げる要因となっています。

フリーランスを単なる作業要員としてではなく、事業ゴールを共有するパートナーとして迎え入れることは、人手不足の解消とチーム全体の技術水準向上を同時に実現する手段となるでしょう。

今回の事例のソリューションサービス

「ITプロパートナーズ」は、採用業務に工数をかけられないスタートアップ・ベンチャー企業ならではの課題を解決に導く人材マッチングサービスです。従来の雇用形態にとらわれない新しいスタイルでプロフェッショナル人材の活用をご提案いたします。即戦力となるITフリーランスを最短60分でご紹介することが可能なため、迅速に人材を確保したい企業さまにも最適です。

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