
左から、弊社担当 安念、CTO 村上さま
「人的資本経営 × AI」をテーマに、組織づくりや人事領域の課題解決を支援する株式会社コテラスさま。同社は、人事戦略と現場をつなぐAIエージェント「Myles.(マイルズ)」を中心に、Slack/Microsoft Teams上で動作するプロダクト開発を進めています。
CEO・CTOを中心とした少人数体制でプロダクトを伸ばしていく中で直面したのが、まとまった稼働でコミットできる開発人材の確保と、スピード感を落とさない開発推進でした。
そこでコテラスさまが選んだのが、テックリード型のフリーランス人材を迎え入れるという選択。今回はCTOの村上さまに、導入の背景から参画したフリーランスの役割、そして得られた成果まで詳しく伺いました。

村上さま:当社はスタートアップとして、人にまつわるマネジメント領域の業務を支援するAIエージェントを開発しています。
プロダクトドリブンで事業を展開しており、現在はSlackやMicrosoft Teams上で自律的に動くAIエージェントの開発を進めています。
日常業務で使うコミュニケーションツール上で動作するため、現場の負担を増やしすぎずに、組織の取り組みを支援できる形を目指しています。
村上さま:もともと当社は少人数で動いており、正社員はCEOとCTOを中心とした体制です。インターンや副業メンバーにも関わってもらいながら、10名弱でプロダクトを進めていました。
そのなかで、プロダクトドリブンで開発を進める以上、必要なタイミングで一定の稼働を確保できる開発人材が欠かせなくなってきました。やりたいことが増えるほど、途中で開発が止まってしまうのが最ももったいないため、継続的にコミットできるエンジニアを探す必要があると感じていました。
村上さま:決め手になったのは、スピード感と柔軟性です。もともと、まとまった稼働でコミットできる人材が必要だった一方で、当時は正社員採用に踏み切る段階でもなく、できるだけ早く開発を前に進めたい状況でした。
リファラルで業務委託の方を探すにも限界があり、最速で前に進める手段として、エージェントの活用を選びました。
他社サービスも検討しましたが、個人契約のみだったり、稼働条件が合わなかったりと、当社の状況に合わない部分がありました。
そのなかで、以前私自身が案件を探していた際にHajimariを利用したことがあり、担当の須山さんがスピーディーに対応してくださったのが印象に残っていました。依頼する側としても、同じようにスピード感を持って進められると感じたんです。
あわせて、契約面でも法人請求に対応できるなど条件調整がしやすく、その点も含めて柔軟に対応してもらえたのが大きかったです。
村上さま:実装だけできる方というよりは、テックリードに近い立ち位置で、技術的なディスカッションをしながらプロジェクトを前に進めてくれる方を探していました。
新しい技術をリサーチして、導入したときにどう効いてくるかまで一緒に考えられること。さらに、技術的に難しい部分も相談しながら進められる方が理想でしたね。
必要に応じて技術判断にも入りながら、開発全体を前に進めてくれる方を想定していました。
大学院修了後、機械学習エンジニアとしてキャリアをスタートし、管理システムの開発やゲームプレイAIの実装、強化学習・チューニングなどに携わる。ゲーム難易度調整では既存ロジックの改善を行い、通常約18%であったゲームクリア率を約87%まで向上させた実績を有する。あわせて、業務自動化プロジェクトにおけるRPA導入を推進し、複数案件において月120〜160万円規模のコスト削減を実現。その後は、音声データを活用した商談分析システムの開発に携わり、指標可視化、集計処理、特徴量データベース構築、BIツール実装などを担当。現在は、文書作成支援サービスにおけるデータ分析や機能改善に取り組み、AI・データ活用領域を中心に活動している。

村上さま:役割を細かく固定するのではなく、プロダクト開発の状況に合わせて必要なところに柔軟に入ってもらう形で参画してもらいました。立ち位置としては、テックリードに近いポジションで、推進役として支えてもらっている感覚です。
新しい技術のリサーチや、導入したときにどう効いてくるかの検証を一緒に進めてもらったり、設計や実装の部分でも手を動かしてもらったりしています。
技術的に難易度が高い領域も相談しながら進められるので、開発を前に進めるうえで非常に心強い存在でした。
村上さま:柔軟性が高く、状況に応じていろんな動き方ができる方です。私自身、進め方は基本的に任せたいタイプなのですが、R.Fさんも裁量をもって動きたいスタンスだったので、そこがすごく噛み合っていました。
そのうえでスキルも高く、品質の高いアウトプットが安定して出てくる場面が本当に多かったです。方針変更があってもスムーズに対応してくれますし、期待していた水準を下回らないという安心感がありました。
また、開発だけでなくプロセス面にも目を向けて、スクラムの運営や会議設計についてもフィードバックをくれるので、学びが多かったですね。
村上さま:開発そのものに加えて、プロダクトを前に進めるための進め方まで含めて支えてもらいました。
たとえば、弊社用に独自のライブラリを整備してくれたことで開発生産性が大きく上がりましたし、技術的な負債もかなり減らしてくれて、その効果が今も続いています。
スクラムについても、私たち自身が知見を持っていたわけではなかったので、運用の仕方そのものを相談しながら進められたのは心強かったです。会議の設計や議論の進め方についても意見をもらえることで、チームとして前進しやすくなった実感があります。
村上さま:まず一番大きいのは、プロダクト自体をリリースできて、実際にお客さまにも導入していただけていることです。現在は検証フェーズなのですが、そこまで実現できたのはR.Fさんが参画してくれた影響が大きかったと思います。
リリースまでの期間も、半分くらいに短縮された印象です。私だけで進めていたら、もっと遅れていたと思いますし、仕上がりもここまで引き上げられなかったと思います。
実装の質が上がった実感がありますし、開発生産性の面でも大きく支えてもらいました。弊社用に独自のライブラリを整備してくれたことで開発が進みやすくなり、その成果が今も活きています。技術的な負債を減らしてくれたのも大きかったですね。
また、顧客オンボーディングの負担についても軽くなりました。体感としては、半分以下になっている感覚もあります。

村上さま:率直に、非常に良かったです。スタートアップだと、採用したいタイミングで必要な人材を確保できるとは限らないと思うのですが、そういう状況でも短期間でフリーランスの方に参画してもらえるのは大きなメリットだと感じています。
稼働条件についても、キャッシュの状況に応じて柔軟に調整できる方を探せたのが助かりました。法人請求に対応していただける点も含めて、契約面でもフィットしていた感覚があります。
村上さま:フリーランスは、単なる外部リソースではなく、共創するパートナーとして捉えることが大事だと思っています。
作業だけを切り出して依頼するのではなく、会社としてどこに向かうのか、何を実現したいのかをしっかり共有して、同じ目線で進める。その積み重ねが成果を左右すると感じています。
信頼関係ができると、アウトプットの質もスピードも変わります。働きやすい環境を整えることも含めて、一緒に成果を出せる体制をつくれるかどうかが、いちばん重要だと思います。
株式会社コテラスさまは、人的資本経営領域におけるAIエージェントプロダクトを、少人数のチームで着実に前進させています。その中で、事業を加速させながら開発スピードを落とさずに進めるために選んだのが、フリーランス活用でした。
結果として、リリースまでの期間短縮に加え、開発生産性の向上や技術的負債の削減、オンボーディング負荷の軽減など、単なるリソース補填にとどまらない成果が生まれています。
「必要なタイミングで、必要な専門性を、共創パートナーとして迎える」。この意思決定こそが、プロダクトドリブンな企業の成長スピードを支える選択肢になっていくはずです。