【株式会社PRIZMAさま】SEO・サイト設計のプロ人材をフリーランスで活用|「手探り」のマーケティングから、課題を先回りできる体制へ

2026.10.16

左から、弊社担当 加藤、マーケティング責任者 松浦さま

株式会社PRIZMAさまは、独自の調査で得られる「一次情報」を起点に、企業のマーケティング・PR・ブランディングを支援する会社です。

自社でリサーチ会社を保有し、調査によって生活者やビジネスパーソンの実態・意識を捉え、その結果を企業の発信やコンテンツに活用できることが特徴。調査リリースの制作・配信、メディアリレーションズ、漫画コンテンツ制作などを組み合わせ、顧客企業の価値を伝えるプロモーションを支援しています。

同社が課題としていたのが、自社サービスサイトの導線設計とSEO・LLM対策。取り組みは進めていたものの、専門知見を持つ人材が社内におらず、同社の価値を必要としている企業に届けるためにはまだまだ手探りの状態でした。

そこで活用したのが、マーケティングプロパートナーズを通じたフリーランス人材です。SEOとサイト設計に精通したT.Iさんの参画によって、自ら課題を発見し、改善まで動かす体制へと変化しました。

本記事では、フリーランス活用の背景や人材選定の決め手、参画後の変化について、マーケティング責任者の松浦さまに伺いました。

フリーランス活用を選択した背景について

貴社のビジネスモデルと組織体制について教えてください

松浦さま:当社は、PRとブランディングを主な事業領域とする会社です。特徴は、自社でリサーチ会社を保有していること。独自のインターネット調査で取得した一次情報を軸に、それをマーケティング活動やPR、ブランディングにつなげていく「一次情報を起点としたプロモーションのパートナー」という立ち位置で事業を展開しています。

組織はBtoBのビジネスモデルなので、いわゆるThe Model型です。マーケティング、インサイドセールス、フィールドセールス、カスタマーサクセスという流れに、プロダクトの部門が加わる構成になっています。

規模としては、アルバイトや学生インターンを含めて約50名。業務委託の方は3名ほどです。

そのなかで、どのような課題があったのでしょうか?

松浦さま:大きく2つありました。1つはサービスサイト、もう1つはSEOやLLMの領域です。共通していたのは、社内に専門知見を持つ人材がいなかったことです。

サービスサイトについては、「こういう見せ方にしたい」「こういうブランディングでいきたい」という方向性はありました。ただ、実際にユーザーがサイトに流入してから、どのような導線を設計すればコンバージョンにつながるのか。そこを専門的に設計できる人材が社内におらず、正直、ずっと手探りの状態でした。

SEOやLLMについても取り組んではいましたが、社内にプロフェッショナルな人材がおらず、クライアントさまへより良質な提案をするためにもさらに専門性を高める必要がありました。

一方で、当社自身がマーケティング支援を事業としている会社です。この領域の知見を社内に蓄積し、自分たちで提案できる状態にしなければ、サービスとして提供していくうえでも弱い。そこに大きな課題を感じていました。

正社員採用ではなく、フリーランス活用を選んだ理由は何ですか?

松浦さま:大きかったのは、スピード感と、さまざまな企業で経験を積んだプロフェッショナルの知見を活用できることです。

正社員として採用する場合、私たちが求めているレベルの専門性を持つ方を見つけ、採用するまでにはどうしても時間がかかります。求める経験やスキルが高くなるほど、給与面を含めた採用条件との調整も必要になりますし、そもそもフルタイムで1人採用するほどの業務量ではありませんでした。

また、どれだけ経験豊富な方であっても、入社後に当社の事業や組織を理解し、力を発揮していただくまでには一定の時間がかかります。

必要な専門性を、必要なタイミングでスピーディーに取り入れたい。そう考えたときに、フリーランスという選択が最も合っていました。

Hajimariには、どのような人材を希望されていたのでしょうか?

松浦さま:一番譲れなかったのは、SEOとサイト設計の両方に深い知識と実務経験を持っていることです。

加えて、BtoBでの立ち上げ経験や、当社と同じフェーズ、もしくは一歩先のステージの企業で稼働した経験も重視していました。

当社はベンチャーフェーズで、SaaS型というよりもコンサル型に近い提案を行うビジネスモデルです。そのため、実績の大きさだけでなく、当社に近い事業フェーズやビジネスモデルを経験している方のほうが、よりフィットしやすいと考えていました。

数あるサービスのなかで、Hajimariのマーケティングプロパートナーズを選んだ理由を教えてください

松浦さま:もともと、T.Iさんとご一緒する1年ほど前に、当社の採用担当がHajimariさんのお話を伺っていて、マーケター領域の人材を扱う会社として印象に残っていました。

実際に相談してみて良かったと感じたのは、大きく3つあります。

1つ目は、こちらの要望を人材要件に落とし込み、ずれのない方をご提案いただけたこと。2つ目は、1〜2週間程度というスピード感です。業務委託を選ぶ以上、スピーディーに進められることは重要だと考えていました。

そして3つ目が、複数の候補者をご紹介いただき、比較したうえで選べたことです。

今回、エージェントを通じて業務委託の方を迎えるのが初めてだったので、まずはいろいろな方とお会いしたうえで、一番合う方、そして「この人と一緒にやりたい」と思える方を選びたいと考えていました。

そうした私たちの意思決定の仕方に合わせてご提案いただけたことも、ありがたかったですね。

抽象度の高いテーマを業務委託の方に任せることに、不安はありませんでしたか?

松浦さま:参画後は、正直ほとんどありませんでした。

参画前は、ベンチャーの環境では自ら動ける方でないと難しいのではないか、指示待ちになってしまうのではないか、という懸念はありました。

ただ、今回は「自ら動ける方」という点も含めて人材要件をお伝えし、そのうえで選定いただいています。

また、事前にHajimariの担当の方へ「こういうオーダーなのですが、合う方はいますか」と相談した際に、「マッチングできると思います」と答えていただけたことも安心材料になりました。

そのうえで、実際にT.Iさんと面談してお話ししたことで、不安はほとんど解消されましたね。

株式会社PRIZMAさまへ参画したフリーランス

T.Iさん(30代)
SEO施策からCVR改善まで一貫して対応できる、コンテンツマーケティングのプロフェッショナル

SEOメディアの運用やコンテンツディレクションを中心に経験を積んできたマーケター。人材サービス企業では、SEO記事の編集・制作に加え、チームリーダーとしてライティング体制の構築やKPI設計にも携わり、担当領域で約2年のうちに売上1,000%成長に貢献。その後、人材・SaaS領域の企業でオウンドメディアの責任者兼ディレクターを務め、SEO改善やライター教育、CRO・EFO・LPO施策の立案から効果検証までを推進。また、BtoB向けメディアの立ち上げ・運用にも携わり、キーワード選定からKPI設計までを担当。セッション240%・CV数400%の改善を実現。

フリーランス参画後の取り組みと成果

T.Iさんには、どのようなミッションをお願いしたのですか?

松浦さま:一番最初にお願いしたのは、サイトマップの整理と、ユーザーの動きに沿ったサイト構造の設計です。

流入してきたユーザーにどう滞在してもらい、どうCVRを上げていくか。そこが最初のメインテーマでした。

現在はそこに加えて、流入数そのものを増やすためのSEO対策、つまり検索上位化に向けた施策がメインになってきています。

実際にT.Iさんと働いてみて、どんな印象をお持ちですか?

松浦さま:まず、安心感が大きいですね。コミュニケーションのロスが少ないことと、お任せしたことに対して、ご本人の言葉で答えが返ってくることです。

今はAIを使えば、ある程度それらしい形にすること自体はできる時代だと思います。だからこそ、こちらの「こうしたい」という意向や、まだ整理しきれていない考えを共有したときに、それをご本人のなかでしっかり噛み砕いて、アウトプットとして形にしてくれることに価値を感じています。

抽象的なものを具体に置き換えてくれる。専門性の高い領域だからこそ、そういう方でなければ、ここまでスムーズにフィットするのは難しかっただろうと思います。

T.Iさんの参画によって、どのような成果が生まれましたか?

松浦さま:定量的な成果は、正直まだこれからのフェーズです。ただ、定性的な変化はすでに大きく出ています。

一番は、課題を拾ってからアクションにつなげるまでの速さです。

たとえばサイトでエラーが出たときに、ツール上で「ここは直さなければいけない」といち早くキャッチアップして、改善まで動いてくれる。専門的な視点から、自分たちには見えていなかった部分を見つけてもらえるんです。

こちらから依頼して初めて動くのではなく、自ら課題を発見して、アクションまで進めてくれる。さらに、何が優先度の高い課題なのか、「このエラーはサイト全体にネガティブな影響を及ぼす可能性がある」といったことまで先んじて共有してくれます。

自分たちだけでは気づかなかったか、気づいたとしても3か月後、半年後になっていたかもしれないことが、今すぐ動き始めている。それが一番大きな成果だと思っています。

普段のコミュニケーションは、どのように取っていますか?

松浦さま:週に1回の定例をマストにしています。それ以外にも、月1〜2回ほど、「優先度だけ決めましょう」「ここだけすり合わせたいので15分だけ話しましょう」といったショートミーティングを入れています。日々のやりとりはチャットで、基本的にはオンラインですね。

定例では、進捗の確認だけでなく、T.Iさんが業務を進めるなかで気づいたことも共有していただいています。

また、他社でも稼働されているからこそ得られる市場感や、他社の事例についてお話しいただけることもあります。社内だけでは得にくい情報なので、もちろん開示できる範囲ではありますが、「他社ではこういう取り組みがうまくいっている」といった知見を共有していただけるのは、とてもありがたいですね。

フリーランス活用という手段について

現在も活用を継続されている理由は何ですか?

松浦さま:一番は、適切な人材をアサインしてくださっていることです。ここがなければ、どれだけ関係構築ができていても、継続にはつながらないと思っています。

もうひとつは、伴走力ですね。担当の加藤さんが1〜2か月に1回のペースでT.Iさんと面談をしてくださり、その内容をレポートとして共有していただいています。

フリーランスの方にとっても安心して働きやすく、委託する側の私たちにとっても安心して任せやすい。フリーランス、企業、Hajimariの三者で支える体制が整っていることは、大きなメリットだと感じています。

Hajimariに今後期待したいことはありますか?

松浦さま:強いて挙げるとすれば、それぞれの領域への理解をさらに深めていただくことと、より踏み込んだ伴走でしょうか。

ただ横に並んで走るだけではなく、事業を前進させるために、フリーランスと企業の双方をどうつないでいくか。そこには、ITやマーケティングといった各領域への深い知識が必要になると思っています。

それはマッチングの精度にもつながりますし、参画後の面談で「こういうことをやってみてはどうですか」と、同じ目線でアドバイスできるかどうかにも関わってくると思います。

株式会社PRIZMAさまにとって、フリーランス活用という手段とは?

松浦さま:スピード感を求めるのであれば、フリーランスは非常に有効な選択肢だと感じています。

正社員、アルバイト、派遣、業務委託など、人材活用にはさまざまな選択肢があります。今はフリーランスとして活躍する方も増えていますし、その選択肢を最初から外してしまうのは、正直もったいないと思います。

また、他社で経験を積んできたプロフェッショナルの知見を取り入れられることや、必要な稼働時間やミッションに合わせて柔軟にお願いできることも、フリーランスならではの良さだと感じています。

良くも悪くも、フリーランスは契約を続けるかどうかを柔軟に判断できる働き方です。そのなかで、実際に「これからもお願いしたい」と思える価値を感じられていること自体が、フリーランスを活用する意義のひとつだと思っています。

フリーランス活用を成功させるために、大切なことは何だと思いますか?

松浦さま:一番大切なのは、任せきりにせず、すり合わせとコミュニケーションを続けることだと思います。

結局、社員であってもフリーランスであっても、人と人が一緒に仕事をすることに変わりはありません。フリーランスの方との仕事はオンラインが中心になることも多いですが、だからこそコミュニケーションの密度を落とさないことが大切です。

定期的に連絡を取り、顔を合わせて対話する。そうやって社員と同じ目線で走れる状態をつくれれば、雇用形態そのものはそれほど大きな問題ではないと思っています。

私自身がコミュニケーションに時間をかけているのも、事業を前進させるというゴールは変わらないからです。

依頼したものが上がってきてから「思っていたものと違う」となるのは、双方にとってもったいないですよね。依頼を受けた側が「この依頼にはどんな意図があるんだろう」と考え続けること自体も負担になります。

特にサイト設計やSEOのように、すべてがすぐ数値として表れるわけではない業務では、成果だけを見て判断するのは難しい部分があります。抽象度の高いテーマだからこそ、背景や意図を共有し、対話を続けることが重要です。

任せて終わりにしない。それが、フリーランス活用を成功させるうえで大切なことだと思います。

「手探り」だった領域を、課題発見から動ける体制へ

株式会社PRIZMAさまがフリーランス活用に踏み切った背景には、サービスサイトの導線設計とSEO・LLM対策という、事業として提供していくうえで欠かせない領域に専門知見を持つ人材が社内にいないという課題がありました。

そこで求めたのが、SEOとサイト設計の両方に深い知見を持ち、BtoBや自社に近い事業フェーズでの経験を持つ人材です。マーケティングプロパートナーズを通じて複数の候補者と面談し、そのなかから「この人と一緒にやりたい」と感じたT.Iさんの参画に至りました。

T.Iさんは、サイトの導線整理からSEO施策へと担当領域を広げながら、自ら課題を発見し、優先順位を示してアクションにつなげています。かつては「手探り」だった領域が、自社だけでは見えていなかった課題まで先回りして拾い、改善へ動ける体制へと変わりました。

そして、その成果を支えているのが、参画後の継続的なコミュニケーションです。PRIZMAさまでは、週1回の定例や日々のチャットを通じて、依頼の背景や意図まで丁寧に共有しています。さらに、Hajimariによる定期面談やレポートを通じて、フリーランス・企業・Hajimariの三者で状況を共有する体制も築かれています。

適切な人材と出会うことに加えて、参画後も任せきりにせず、対話を重ねていくこと。今回のお話からは、その両方がそろうことで、フリーランスが社内に不足していた専門知見を補い、事業を前に進める存在になり得ることが伝わってきました。

今回の事例のソリューションサービス

「マーケティングプロパートナーズ」は、マーケティング領域に特化したプロフェッショナル人材と企業を結ぶマッチングサービスです。企業の成長戦略に応じて、​​事業成長に多大な貢献をするプロのマーケターを最短でご提案します。

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