【株式会社FoRさま】フリーランス活用で外部の目線を取り込み、社内の基準も底上げする

2024.09.09

メディア事業部 メディアコンテンツリーダー 落合さま

株式会社FoRさまは、徹底的にユーザーニーズに向き合い、コンテンツ企画や集客力を発揮して複数のWebメディアを立ち上げ、グロースさせてきた企業です。

マーケティング力を武器として事業を伸ばしてきた株式会社FoRさまですが、SEO領域ではノウハウを持っていないという弱点もあったそうです。そこで、SEO全体のディレクションを任せるためにフリーランス人材を活用されました。

今回はメディアコンテンツリーダーの落合さまに、フリーランス活用を選択した理由やその成果などを伺います。

フリーランス活用を選択した背景について

貴社のビジネスモデルを教えてください

落合さま:当社は、領域特化型のメディアプラットフォームを展開しているスタートアップ企業です。「新しい当たり前となるサービスを作る」というビジョンを掲げ、多くの人をワクワクさせたいという想いでサービスを提供しています。

具体的には、美容プラットフォーム「ONE Cosme」、オールジャンル型比較サイト「WeChoice」など、マーケティング力を強みに9つのWebプラットフォームサービスを展開しています。

【株式会社FoRさまのサービス一覧】

どのような課題があったのですか?

落合さま:私たちは、これまでマーケティング力を武器に事業を伸ばしてきました。しかし、SEOにおけるテクニカル要素についてのノウハウがあまりありませんでした。

未経験者がゼロから学ぶのは現実的ではないと判断し、どのようにすればSEO領域を伸ばせるのか、悩んでいました。

なぜフリーランス活用という手段を選択したのですか?

落合さま:社内で完結させるよりも、経験者の方にディレクションをお任せしたほうが事業を伸ばしやすいのではないかと考えました。

フリーランス人材であれば、スキルが高い方に出会えると思ったことも決め手の一つです。

Hajimariへどのような人材をオファーしたのですか?

落合さま:全体的なディレクションができる方をオファーしました。

プロジェクトを牽引する方の経験値がどのくらいあるか、きちんと目標設定ができるのかなどによって、プロジェクト自体の成功率も変わってきます。そして、一度その領域において圧倒的な成果を出していなければ、目標設定をすることも難しいはずです。

そのため、実績やスキルを重要視して人材を選びました。

株式会社FoRさまへ参画したフリーランス

I.Tさん
経歴非公開

O.Mさん43歳
アパレルメーカーの服飾デザイナーからWebデザイナーへ転身

アパレルメーカーで服飾デザイナーとしてキャリアをスタートし、ECサイトの運用をきっかけにWebデザインに興味を持つ。その後、Webデザイナーに転身し、多数の大手企業でサイト制作をメインに活躍。他にもABテストなどを用いてのサイト改善や、LP、バナー、メルマガのデザインなどを幅広く担当している。

フリーランス活用の成果について

I.Tさん、O.Mさんにはどのようなポジションで入ってもらいましたか?

落合さま:I.Tさんには当社が運営する美容医療メディアにて、SEOの全体ディレクションを行っていただいています。

はじめにKPI設計を行ったうえで、具体的にコンテンツ制作数などを固めていただきました。それを踏まえて担当を割り振り、進めているような状況です。

O.Mさんには、もともとクラウドソーシングで発注していたクリエイティブ周りにおいて、さらにプロフェッショナル性を高めるために参画していただきました。ただ制作するのではなく、目標や背景に沿う形でデザインを考案してくださっています。

お二人はどんな方でしたか?

落合さま:I.Tさんは、やはり豊富なご経験を持っていらっしゃるので、目標の立て方もわかりやすく、「これさえあれば伸びる」というものを明確に示してくださいます。チームとしても動きやすくなったと感じています。

人柄もよく、基本のビジネススキルなども高いため、一緒に仕事をしていて業務が進めやすいという印象です。

O.Mさんは、デザインを制作するにあたって、相談ベースから入ってくださいます。私たちが決めて作業を依頼するのではなく、一緒に考えることができるため嬉しく思っています。

どのように課題解決を進めてもらいましたか?

落合さま:I.TさんにはまずSEOのチーム作りを行っていただき、現在ではそのチーム体制が整って上手く回るようになってきました。さらに仕組み化し、ディレクターを採用すれば、I.Tさんには他の事業もお任せできるくらいの環境になってきています。

O.Mさんは、トンマナを掴んでからは非常にスピーディーにクリエイティブ制作を行って下さり、フォーマット化したものをデザイナーに投げるという仕組みまでつくってくださいました。メディアとしてコンテンツをさらに拡大できていると思います。

I.Tさん、O.Mさんが参画した成果はどうでしたか?

落合さま:I.Tさんには「量」の部分にコミットしていただき、O.Mさんには「質」の部分でぐっと底上げしていただきました。この掛け算によって、サイト全体がどんどん伸びてきているのを感じています。

売上としてもしっかり数字にあらわれてきているので、お二人の参画による効果は大きいといえます。

フリーランス活用という手段について

プロパートナーズを活用してみていかがでしたか?

落合さま:はじめて”プロ人材”を入れたことで、社内での基準が見えてきました。

これまでは、社内で新しいことにチャレンジする際、未経験から始めることが多くありました。経験者採用などはしてこなかったため、外部の基準を取り込むこともできていなかったと思います。

今回、プロパートナーズを活用したことで社内のメンバーの基準が上がったことも、活用してよかったポイントです。

株式会社FoRさまにとってフリーランス活用という手段とは?

落合さま:事業を加速させると同時に、社内の基準を上げる手段です。

社内のメンバーはビギナーズ精神でやってきているため、一人でも経験豊富な方がいるだけで、雰囲気も締まります。フェーズによって、ポイントごとにこういった人材を活用することはとても大切だと感じました。

プロ人材によって基準を上げ、事業の成長を加速させる

株式会社FoRさまは、これまで社内のメンバーが未経験からチャレンジすることも多い環境だったものの、SEO領域を充実させるために”プロ人材”であるフリーランスを活用されました。

その結果、ノウハウを溜めながら事業を伸ばし、社内の基準を上げることにも成功したといいます。

外部の基準を取り込むことができ、会社全体へよい刺激を与えてくれるフリーランス人材は、今後ますます企業にとって欠かせない存在となっていくでしょう。

今回の事例のソリューションサービス

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